提灯制作と冠婚葬祭

提灯制作というとお祭りや何らかのキャンペーンのときに使われるオーナメントを思い出すが、そのほかに冠婚葬祭に使われるものもあるようだ。

何も提灯はおめでたいときに使われるものばかりではない。お葬式のときにも、白くて黒い墨で書いた提灯を見るし、初七日や葬式で使う回り灯籠の周囲にもある。

提灯制作はこんなところにもニーズがあり、現在でも活躍している。提灯という日常的にイメージするが、身近にありそうでないものも、不思議な登場場面が今でも折につけあるということだろう。

提灯制作はしかし、最近のプラスチックパーツを使ったものや、中に電球や発光ダイオードを利用した比較的安全で安価に作れるものを抜かしたら、実は作るのはそれほどたやすいものではないように思う。灯篭などでは有名なデザイナーがデザインした形が意匠を持っており、非常に高価に取引されているものも考えれば、提灯なども高級品種があってもおかしくはない。

ちょっと気楽に提灯 制作というわけには案外いかない。田舎では、正月のしめ縄や特別な行事に使うものを作るが、日常で使えるような民芸とか実需に基づいたものは案外作らない。提灯を作っている人がいたらおもしろいと思う。